一般歯科

むし歯は口の中の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が溶かされていく病気です。軽度な状態であればフッ素塗布や歯みがき、そして唾液による再石灰化で回復することもありますが、すでに痛みが出ている場合には神経に達しているしている場合が多いため、早めの治療が必要です。また、予防や治療については年代別（ライフステージ）の対策が必要です。特に高齢者の入れ歯は顎の骨に影響を与えたり、粘膜の病気を引き起こします。また、歯が黒ずんでいると見た目の年齢が老けて見えます。ホワイトニングや人工の白い歯に変えることでイメージが変わります。治療完了後も予防やメンテナンスを考えていきたい方に「定期健診システム」があります。お気軽にご相談ください。

小児歯科

もともと生まれたばかりの赤ちゃんにのお口の中にはむし歯菌はいません。離乳食などを食べる時にお母さんが口をつけた後に赤ちゃんに食べさせることがありますが、そういった時にお母さんの口の中のむし歯菌がお子様にうつってしまいます。乳歯は永久歯に比べてむし歯になりやすく進行が早いため、お子様にとって歯の痛みや治療の負担が大きくなります。また、むし歯の乳歯はそのすぐ下に埋まっている永久歯にも影響を与えるため、早い段階で発見し治療することが大切です。また、むし歯予防のためにも定期的な健診を受けることが大切です。

矯正歯科

不正咬合（悪い歯並びの状態）にはいくつかの種類があり、症状・年齢・生活習慣や患者さんの要望などによって治療方法が異なります。小児矯正には顎の骨のバランスや大きさを整える１期治療と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える２期治療があります。１期治療は永久歯が生えそろう前に行うことが良いとされています。当院では早期の治療が望ましい「受け口」（反対咬合）治療装置（3歳くらいから可）も取り扱っています。また、成人矯正（２期治療）は、近年の技術の進歩により、患者さんのライフスタイルに合わせた治療方法を選べるようになりました。見えにくい歯の色のブラケットや、装着しているのがわかりにくいフィルム状の矯正装置もあります。咬み合わせを整えて食べ物をきちんと噛むことができるようになることは、加齢での歯周病や全身の健康改善にも大きく影響します。なお、当院では全ての矯正治療を自院歯科医が行いますので、緊急時（装置が壊れた等）も対応可能です。

口腔外科

口腔外科は口の中・顎の骨や関節などの病気を治療対象とし、口の機能を維持するための分野です。口腔がんの予防や早期発見のためにも口腔管理は大変必要です。当院は大学病院や二次医療機関への連携体制も整っていて、速やかに対応しています。
医療連携病院：・荏原病院（東京都保健医療公社）・NTT東日本病院（五反田）・昭和大学病院（北千束／旗の台）・東芝病院（大井町）・東京医療センター（世田谷）・その他

特殊な検査等

本院で行なっている特殊な検査メニューをご紹介します。
（1）口臭測定：口臭測定装置を使用してお口の状態を調べ、削減指導します。
（2）ドライマウス検査：モイスチャー測定装置でお口の乾燥度を調べ、うるおいを増加させます。
（3）咬合力（噛み合わせ）検査：咬合力測定装置でかむ力を調べ、よりかめるように治療します。
（4）毛髪ミネラル検査：毛髪検査で体に有害な重金属等を調べ、削減指導します。
（5）ティースバンク：矯正や便宜的に抜いた歯を長期冷凍保存して、疾病や加齢で抜けた歯の位置に自家移植したり、今後の先端
　　 医療に使用します。
（6）口呼吸防止装置：パタカラを使用して口呼吸の防止と顔のストレッチをします。
（7）DNA検査：（準備中）

なお、セカンドオピニオンも受け付けています。料金は15分まで5400円・30分まで10800円です。紹介状をお持ちください。検査・画像データをお持ちでない場合は自費で対応します。